ぐでーじゅＢｌｏｇ

前回『健陶藝（けんとうげい）』さんにお邪魔した際、新垣健司夫妻から「今度絵付けを体験しにきたらいいさぁ～」とお誘いを受けていたので、行ってきました


健司さんがわたしたちのために用意しておいてくれたのがコチラのカップ。

ろくろでカップの形にしたものを乾燥させ、白いうわぐすりを塗り、さらに乾燥させたものです。

今回わたしたちはこのカップに線彫りで絵を描き、色づけをします



まずは健司さんがお手本を披露













フリーハンドでスルスルと魚文様を描いていきます。

間近で拝見させてもらうと、そのスピードと緻密さに圧巻
ほんの３分ほどでカップの線彫りが完成


いよいよわたしたちの挑戦デス


健司さんのようなフリーハンドは無理なので、まずは食紅（釜で焼いたら消えるそうです）で下絵描き。

わたしはオリジナルでサンニン（月桃）の絵、ダンナは健司さんの作品を参考に魚文様にチャレンジです







　　
そして線彫り
ここから失敗は出来ません

乾かしただけのカップは強く握ると壊れてしまい、深く彫りすぎるとカップに穴が開いてしまいます。

しかし、恐々と線を引くと線はガタガタになり、輪郭もクッキリしません。


「やさしく、大胆に」って言われても、その加減が難しいーーーー

でも次第に慣れてくると大胆さも出てきて、そのうち粘土が削れていく感触が気持ち良くなってきて

下絵の段階では「どうなることか」と思っていたダンナの魚文様も、線彫りが完成するとなかなかちゃんとした魚になっていたのにはビックリです（笑）







線彫りが完成した後は色づけ

どれも同じ色に見えますが、左から緑、茶、青の染料デス






色を塗る順番は青、緑、茶の順。

染料は意外とネットリしていて塗りにくいです。








そして遂に完成～～～

所要時間１時間３０分

この後は健司さんに釜で焼いていただいて完成です


仕上がりは５月中旬

どんなカップになるのか楽しみです


最後に幸子さんにお茶ととうもろこしをいただいきました

健司さん、幸子さん、楽しい一日をありがとうございました